病気のリスクと予防法

貧血の原因は鉄分不足だけじゃない?症状・対策・予防法を分かりやすく解説☆

貧血・・・一般的に血液中のヘモグロビン濃度が基準値を下回る状態のことを貧血といいます。
貧血の判断基準でもあるヘモグロビン濃度の基準値は、男性 13.0g/dl・女性 12.0g/dlです。



ヘモグロビンとは赤血球の主要構成成分で、血液の流れにのって全身へ酸素を送り届ける働きをしています。
何らかの原因で血液が薄くなるとヘモグロビンが不足してしまい、十分な酸素が全身へ送られなくなるため貧血が起こるのです。
貧血=身体が酸欠状態ということになります。


また、貧血症状が病気の前兆という場合もあります。
貧血かな?と感じたら、血液検査を受けることをおすすめしたいです。


★☆★目次★☆★

 ・貧血の種類と原因
 ・貧血の主な症状
 ・貧血になったらどうしたらいいの??
 ・貧血を予防する方法 


女性に貧血が多い理由


男性と比べて女性は、ダイエットで偏った食生活をおくったり、毎月訪れる生理、そして妊娠・出産で体内の鉄分を失ってしまうのです。
成人女性に必要な1日の鉄分摂取推奨量10.5mgに達しておらず、ほとんどのヒトが鉄分不足なんです。


鉄分は、毎日汗や尿などからも少しずつ鉄分は失われ、生理中の出血で約2mg(1日の平均)、妊娠中は約3mg(1日の平均)も失われているのです。
体内から鉄分は減る一方で体内で作りだせない為、外部から摂取することしか対処法がないのです。


貧血は女性だけではありません。
女性ほど多くはないですが、男性でも貧血になることはあります。


男性は、男性ホルモンの影響で貧血になりにくい身体です。
中高年の男性が急に貧血になった場合、注意が必要です。
胃がんや大腸がんなど消化器がんが原因で貧血が起こっている可能性も考えられるのです。


貧血の種類と原因


貧血にはいくつかの種類があります。
また、貧血の原因も種類により異なる為、適した対処法が必要になります。


鉄欠乏性貧血


貧血の女性の約7割がこの鉄欠乏性貧血


鉄欠乏性貧血は、鉄分の不足が原因でヘモグロビンの合成が低下すること起こる貧血です。
鉄分不足は、食生活の乱れや偏ったダイエットなど栄養不足が原因です。


鉄分だけでなく、たんぱく質・ビタミンB12・葉酸が不足すると赤血球の生産量が減り、血液量も少なくなるために貧血を起こしてしまうのです。
特に吸収力の高いヘム鉄を含む、赤身の肉やレバーが苦手な人はなりやすいでしょう。


妊娠中・授乳中の女性は、赤ちゃんへ栄養と酸素が優先的に送り続けるために、通常よりもたくさんの血液が必要になるので貧血に陥りやすいです。



そして、失血によって鉄分が減少することも鉄分不足の原因となります。


女性は生理による出血も原因になります。
成人女性 1回の生理で約120mlから140mlが平均的な量です。


ホルモンバランス異常や子宮筋腫や子宮内膜症のような子宮疾患によって過多月経となると、出血量がかなり多くなり貧血の原因となるのです。


再生不良性貧血


骨髄造血幹細胞が減少し、脂肪細胞に置き換えられてしまい、赤血球・白血球・血小板など血液を作ることができなくなる病気です。


原因は不明。確実な治療法もなく難病指定されている貧血。


皮膚や歯茎から出血しやすくなったり、血尿や血便などの症状、アザもできやすくなります。


巨赤芽球性貧血


ビタミンB12・葉酸の欠乏によりDNAの合成が阻害されて、骨髄中の赤芽球が分裂異常が起こり巨大な赤芽球ができるのが巨赤芽球性貧血です。


巨赤芽球性貧血の中でも、胃粘膜の萎縮・胃液の分泌がよくないためにビタミンB12の吸収がされにくくなって起きる貧血を悪性貧血といいます。
比較的日本では少ない貧血の種類ですが、胃の切除をしたヒトや高齢者に見られます。


舌の表面がツルツル伴ったり、痛みを伴った舌炎が特徴的な症状です。


溶血性貧血

ヒトの赤血球の寿命は約120日あります。
この赤血球の寿命が極端に短くなり、赤血球の破壊が生産に追いつかなくなるために起こる貧血のことを溶血性貧血といいます。(*赤血球が破壊されることを溶血といいます)


赤血球の寿命が短くなっても、骨髄の造血幹細胞には通常の6倍から8倍量の赤血球を作る力があるので貧血までは起こしません。
しかし、赤血球の寿命が15日から20日ほど短くなると貧血が起こります。


溶血性貧血には先天性と後天性があります。


先天性の溶血性貧血は赤血球の異常が原因。
赤血球の膜やヘモグロビンに異常があって、赤血球が変形しにくく毛細血管に詰まりやすくなり、古い赤血球と勘違いして必要な赤血球まで破壊されてしまいます。


後天性の溶血性貧血は「発作性夜間血色素尿症」など一部を覗いで、赤血球に対する抗体異常・血管壁の異常など赤血球の異常以外によって起こると考えられています。


後天性の溶血性貧血で多いのは自己免疫性溶血性貧血です。
自分の赤血球を攻撃して破壊してしまう自己抗体が作られてしまうことで起こります。
ウィルス感染や薬剤の使用などが原因とも考えられていますが、ハッキリとした誘因は不明です。


溶血性貧血の主な症状は、動悸・息切れ・疲れやすさ・黄疸などの症状が貧血の症状に加えて起きます。


貧血の主な症状

貧血の症状は自覚あるものからないものまで様々です。


貧血の主な症状を例に挙げてみましょう。


貧血の主な症状

めまい・立ちくらみ
顔色が悪い(血色が悪い)
身体がダルい
動悸・息切れ
耳鳴り
寒がり
頭痛
疲れやすい
首や肩が凝る
吐き気
眠気
口角が切れる
舌の表面がツルツル
爪がもろく割れやすい
爪がスプーン状
枝毛・抜け毛が多い
肌がカサカサ


主な症状だけでもこんなにあります。


めまいや立ちくらみ、顔色が悪い、だるいなど貧血のイメージが湧くような症状もあれば、眠気、肩こり、爪が割れやすい・枝毛・抜け毛・肌の乾燥など、一見貧血とは関係なさそうな症状でも全身が酸欠状態にあるので、あらゆる部分に症状が現れるのです。



貧血になったらどうしたらいいの??

貧血は何の前触れもなく、誰にでも急に起こることが考えられます。
貧血で倒れてしまった場合の対処方法を紹介します。


貧血の応急処置で大事なのは3つです。
・安静
・緩める
・温める

この3つさえ守れば、応急処置は大丈夫でしょう。


横になり、ベルトやボタンをゆるめ、温めて安静にしていると症状が落ち着いてきます。
横になる場所がない場合、座るだけでもいいです。
座って落ち着いたら、脚を持ち上げてなるべく脳へ血液が流れやすいようにしてあげます。


立ちくらみやめまいが起きるのは、脳への酸素が不足しておこる脳貧血です。
全身の血液循環を良くしてあげることが貧血を起こした時の有効な対処方法でしょう。


貧血を予防する方法

予防できる貧血は鉄欠乏性貧血です。


予防方法はいたってシンプル!! 鉄分を摂ることです!!


鉄分は体内の吸収率が非常に悪く、摂取した食品に含有されている鉄分のほんの一部しか吸収することができないのです。


食品に含まれる鉄分には種類があります。
動物性の食品に含まれるヘム鉄と、植物性の食品に含まれる非ヘム鉄です。


ヘム鉄の吸収率は約15%から25%。非ヘム鉄の吸収率は2%から5%。
ヘム鉄の体内吸収率が非ヘム鉄よりも5倍以上高いことが分かります。


また、非ヘム鉄は食物繊維やタンニンなど吸収阻害を受けたり、胃や腸を荒らすこともあります。


ヘム鉄を豊富に含む食品

   〈肉類〉〈魚介類〉
豚レバーあさり
鶏レバーうるめいわし
牛レバーマグロ
牛もも肉(和牛赤身)かつお
牛ヒレ肉(和牛)まいわし
鶏卵牡蠣
しじみ




非ヘム鉄を豊富に含む食品

〈野菜・果物〉 〈その他〉 
小松菜ひじき
ほうれん草青のり
枝豆豆乳
そら豆ゴマ
切り干し大根納豆
パセリくるみ
プルーン



非ヘム鉄も、ビタミンCやたんぱく質を一緒に摂取すると吸収率が上がります。
組み合わせを工夫することで鉄分を多く摂取することが可能です。


鉄分以外に赤血球を作るために欠かせない成分、たんぱく質・葉酸・ビタミンB12も意識的に摂取するようにしましょう。


しかし、食生活だけで足りない鉄分を補うのはなかなか難しいので、鉄分サプリで補っているヒトは非常に多いです。


鉄分サプリなら、何でもいいのか?
そういうわけでもありません。
せっかく飲むのであれば、効果を期待できるもの・長期的に続けられるものがいいと思います。


その理由として、ワタシ達の身体は肝臓で鉄分を蓄えています(貯蔵鉄
この貯蔵鉄がなくなったとき、鉄欠乏性貧血になるんです。


肝臓に蓄えられる鉄分量は約900mg。
日々、失われていく鉄分を補いながら貯蔵鉄を回復させるためには、早くても半年はかかるんだそうです。
ですから、鉄分サプリも長期的に続けることが大切なのです。



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